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高血圧と睡眠時無呼吸症候群の関係について

睡眠時無呼吸症候群が原因で高血圧になる! お薬でコントロールできない高血圧の影には
睡眠時無呼吸症候群を治療すると高血圧も改善される! 生活習慣病と睡眠時無呼吸症候群について

睡眠時無呼吸症候群を治療すると高血圧も改善される!

高血圧と睡眠時無呼吸症候群はとても関係があり、体にとってよくないことはおわかりいただけたと思います。では、改善するためにはどうしたらよいのでしょうか?

SASを合併していない高血圧の方は生活習慣の改善やお薬によってコントロールできます。しかし、SASを合併している方はSASの治療も行いましょう。高血圧がコントロールできていない方は、SASを疑い、SASの検査を受けるようにしましょう。

なぜなら、SASを治療することによって無呼吸はもちろん高血圧もコントロールできるからです。

特にCPAPと呼ばれるSASの治療法では高血圧が劇的に改善されたという報告があります。

右の図をごらんください。
このようにSASの患者さんは夜間に「無呼吸」と「呼吸の再開」を繰り返します。この呼吸の再開の時に血圧は上昇します。1時間に20回無呼吸があれば、20回血圧の上昇下降を繰り返しているのです。
CPAP未治療

しかしCPAP療法を行うと図のように血圧は安定します。
CPAP治療

あるデータによると収縮期血圧、拡張期血圧とも10mmHg以上も下げると報告されています。
血圧の変化

また、治療抵抗性高血圧にもCPAP療法は有効で、薬物で改善し得なかった高血圧が、CPAPにより著明に改善し、CPAPを継続使用すれば長期的に血圧コントロールができると報告されています。以下のデータはCPAP使用2ヵ月後のデータです。夜間の改善のみならず、日中の血圧も改善されています。

このように、SASの治療を適切に行えば、無呼吸も高血圧もコントロールできるのです。SASも高血圧も放置することは危険です。心当たりのある方は、専門の医療機関を受診されることをお勧めします。

収縮期血圧へのCPAPの効果
拡張期血圧へのCPAPの効果

生活習慣病と睡眠時無呼吸症候群について

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